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犯人探しゲーム(参加型)~「どちらかが彼女を殺した」&「私が彼を殺した」 2006-03-10-Fri

推理の材料はすべて揃った!
さあ、犯人を探すのはあなただ!


20060310003257.jpg
容疑者はたった2人「どちらかが彼女を殺した」
20060310003400.jpg
容疑者はたった3人「私が彼を殺した」

物語のラストシーン、このシリーズの探偵役、
(東野作品ではお馴染みの)加賀刑事が発する最後の一言。
「犯人はあなたです」
そして次のページをドキドキして捲ると・・・・・・・・・・・・
「本作は1999年2月 小社ノベルズとして刊行されました」
ってガーン!終わりですか!!

つまりこれは両作品共に「最後まで犯人を明かさない」シリーズだったのです。
犯人へ辿りくつ様々な部品が出揃ったところで物語は終わってしまうのです。
つまり「あとは自分で考えてね」って事ですね。

そして、どうしても犯人が分からない人の為に
袋綴じ解説「推理の手引き」が付いています。
(私はこれを読まないと絶対に犯人が分かりません)

個人的には「私が彼を殺した」の方が好きです。
構成としては容疑者3人の視点が交互に描かれ、これがラストまで続きます。

容疑者A-近親相姦な男(神林貴弘~写真はイメージです)
20060310004428.jpg

容疑者B-恋人を取られた男(駿河直之~写真はイメージです)
20060310004545.jpg

容疑者C-男に捨てられてもプライドは捨てられない女(雪笹香織~写真はイメージです)
6739.jpg

各容疑者3人の動機や因縁など、心理描写がしっかりしているので感情移入できるし、
逆にそれぞれの章が容疑者の主観なので、都合の悪い心理描写や行動などが省略されていて
上手く(ややくこしく)謎を深める事に成功しています。
そして何と言っても最高なのが、殺される「彼(穂高誠)」が本当に嫌な男、というのがいい。
こんな異常に性格の悪い人に出会ってしまったら誰でも殺したくなるでしょう。
だから被害者に同情するより加害者に同情するので心理的に読んでて楽でした。
(因みに、こんな嫌な人はいない。多分)

誰も同情してくれない被害者の穂高誠~写真はイメージです。
47115.jpg

ちなみにこの人でもいい~島田雅彦(あくまでもイメージ)
20060310004949.jpg

性格上、何度も同じ本を読まない方なんですが、
これはさすがに読みかえしました。長い長い問題文みたいな小説です。
「十字屋敷のピエロ」「仮面山荘殺人事件」「回廊亭の殺人」などなど
無駄に(いや無駄ではないのですが)登場人物が多くて
誰が誰だか分からなくなる作品と違い、
容疑者は最初から数人に絞られているので探偵役に集中できます。

もし第三弾が出来たら今度こそ
袋綴じ解説「推理の手引き」なしで犯人を突き止めてみせます!
そうだ!「推理の手引き」を別売りにすれば、
読者も必死で犯人を捜すと思うのですが、いかがでしょうか。



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