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怖いのか微笑ましいのか~伊坂幸太郎「死神の精度」 2006-09-26-Tue

ある時は恋愛小説風に、ある時はロード・ノベル風に…
様々なスタイルで語られる、死神の見た6つの人間模様


「死神の精度」~伊坂幸太郎
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死神「千葉」の仕事は、指示された人物の元へ行き、
一週間以内に予定通りに死なせてよいかを判断するというもの。

第1話~「死神の精度」
ターゲット:大手企業・苦情電話処理担当のOL

第二話~「死神と藤田」
ターゲット:
昔かたぎのやくざの男を慕いながらも組織との狭間で裏切らなければならない男

第三話「吹雪に死神」
ターゲット:毒殺された男の妻、田村夫人
雪に埋もれた山荘で起きる連続殺人事件、ちょっと東野圭吾風。

第四話~「恋愛で死神」
ターゲット:ぶ厚い眼鏡をかけたブティック店員の荻原。
自分のマンションの向かいに住む女性に恋している。

第五話~「旅路を死神」
ターゲット:母親を刺した後、むしゃくしゃして渋谷で若者を殺害した盛岡。
逃亡しようと無理矢理止めた車には死神が乗っていた。

第六話~「死神対老女」
ターゲット:海の見える高台で美容院を営む老女。
「あんた人間じゃないでしょ」。
会った瞬間に死神の正体を見抜いた老女は、彼にあるお願いをする。



「ミュージック」が大好きな死神と、様々な思いを抱えた人間が交わす
ちょっとずれた会話が絶妙に面白い!
また短編集でありながら、伏線がつながる結末も用意してあります。
チョイ笑えて、チョイ切なくて、チョイ不思議で、チョイ怖い。
一気に読むもよし、1話1話味わって読むもよし、
まだ伊坂ワールドを知らない、という人への「入門編」みたいな本なので
是非暇な時、ちょこっと読んでみて下さい。

関係ありませんが、同じ伊坂さんの作品「重力ピエロ」で主人公の「春」が言っていた
「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」という言葉を思い出しました。
な~んか伊坂さんの本って、それぞれの作品と作品がお友達って感じで
独特の世界観で繋がってる気がします。

「重力ピエロ」伊坂幸太郎
連続放火事件の現場に残された謎のグラフィティアート。無意味な言葉の羅列に見える落書きは、一体何を意味するのか?キーワードは、放火と落書きと遺伝子のルール。とある兄弟の物語。
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コメント


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 goleador14 | URL | 2006-09-25-Mon 22:11 [EDIT]

伊坂さんの作品は大好きで、唯一、全作品を読んでいる作家です。
そういえば、「風に舞い上がるビニールシート」を読みました。
個人的には、「あれ、イマイチかな」と思う作品もあったのですが、「ジェネレーションX」とかはすごく良かったですね。

 ペッタンコ | URL | 2006-09-25-Mon 22:24 [EDIT]

goleador14 さま

「風に舞い上がる~」は私も最初の2話を読んで、「う~ん微妙」と思い
しばらく放置していたんですが、後半になってどんどん面白くなっていった感じです。「ジェネレーション~」は落語みたいによく出来た話ですよね。個人的には「守護神」なんかも好きです。

 ウルフ | URL | 2006-09-26-Tue 22:09 [EDIT]

>ペッタンコさま
 私は、「吹雪に死神」、そして、
 「死神対老女」が好きでした。

 同僚から「オーデュボンの祈り」を薦められて以来、
 伊坂作品の大ファンになりました。

 ペッタンコ | URL | 2006-09-26-Tue 22:35 [EDIT]

ウルフさま

「死神対老女」はとっても素敵なお話でしたね。「死神の精度」というメインタイトルだけ考えると、なんだか暗くて怖いお話って感じがしますが、伊坂さんの手にかかるとこんなに楽しく、切ない物語になるんだぁと関心しました。
「オーデュボンの祈り」今度買ってみます。

こんにちは ショウ | URL | 2006-09-27-Wed 18:28 [EDIT]

伊坂幸太郎さんの本は、まだ一度も読んだ事がないのですが、これは読んでみたいと思いました。『まだ伊坂ワールドを知らない、という人への「入門編」みたいな本』という事ですし(^^)
ところで、身内が宮部さんの『名も無き毒』を買ってきてくれました。ペッタンコさんの記事を読むと、あまり読後感が良くなさそうな感じですが、せっかくなので。
でも「眠りの森」もまだ途中だし「悪意」もこれから読むので、いつになる事やら…って感じです。

 ペッタンコ | URL | 2006-09-27-Wed 23:06 [EDIT]

ショウさま
伊坂さんの本は「ラッシュライフ」という名作があるので是非読んで頂きたいです。とっても元気が出て、心温まる群像劇!「みんな人生の初心者なんだ」という台詞が忘れられません。感動したなぁ。良い本に出会えるとそれだけで得した気分になります。
ところで「名もなき~」は個人差もあるので、大丈夫だと思いますよ。友人はとっても面白かった!と言っていたし。とにかく、ぐいぐい一気に読める本である事は確かです。また感想聞かせて下さいね~。あ、あと加賀刑事ファンなので是非「眠りの森」の感想も楽しみにしてます。


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