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奥田英朗 「ガール」に賛同し、うなずき過ぎて首が痛くなったことについて。 2006-09-11-Mon

「女は生きにくいと思った。
どんな道を選んでも、違う道があったのではと思えてくる」


直木賞受賞作「空中ブランコ」で、
現代を生きる疲れた大人たちを癒してくれた奥田英朗さんが
「30代の女性限定!!」で書いてくれた5つの物語。


奥田英朗著 「ガール」

20060911022546.jpg

宮部さんと東野さんの「狂った現代社会」に、いい加減胸焼けがしてきたので
スッキリ爽快ものが読みたくなり、紀伊国屋で1時間吟味してやっと購入した「ガール」。
決め手はやはり本の帯でした。

続々重版!売れてます!
面白かった!文句なし!(30代会社員)
爽快!元気が出ます。すばらしい(30代・派遣)
また明日から頑張ろうと思いました(20代・会社員)
読んでいるとОLさんはもちろん、オジサンでも元気が出てきます
(松田哲夫氏「王様のブランチ」bookナビ担当)
20060911022612.jpg

こういう文句に弱いです。映画も「全米ナンバー1ヒット!」とか「21世紀最高の映画が誕生した~ニューヨークタイムス」とかの謳い文句でコロっと靡いたりします。



一話目「ヒロくん」

派閥~それは男たちが作ったルール、女には関係ない。

主人公/武田聖子(既婚)→大手不動産会社開発局、営業第三課・課長
中堅の平社員だった聖子がある日、課長に大抜擢。
しかし、年上の男尊女卑野郎を部下に持ってしまった事で
徐々にくだらない「男の社会」に巻き込まれていくのであった・・・。
☆ペッタンコの軽い感想
中間管理職はただでさえ辛そうですが、更にここに「女」という条件がつくと
かなり厳しいようです。ああ、大会社じゃなくて本当に良かった。
派閥とか子飼いとか意味不明。でも本当にあるんだろうなぁ。バッカみたいだけど。

うなずいた言葉(本文より)
「この男は女房とホステスと部下しか女を知らない。
そのいずれかには鷹揚に接し守ってやるという姿勢をみせる」

いるな~いるな~こんな男!古い!古いよ!80年代だよ!

「男が怒ればカミナリを落とした、女が怒ればヒステリー、
これも、ずいぶんな話だ」

もうこれに関してはうなずき過ぎて首の筋痛めそうになりました。




二話目「マンション」

もう「いつでも辞めてやる」は通用しない

主人公/石原ゆかり(独身)大手保険会社・総務部広報課勤務
「広報の石原都知事」と呼ばれている。
友人がマンションを衝動買いしたと聞き、焦ったゆかりは
不動産について調べ始め、あっという間に購入を決意する。
しかし、ローンを抱える事によって、今まで自由だった自分が、
どんどん会社に縛られて行くのを感じ、なかなか契約書に判子が押せないのであった…
☆ペッタンコの軽い感想
直木賞受賞作「女たちのジハード」もマンション購入にすべてを賭ける
総合職のお局様が主人公でしたが、あれから軽く10年は経ちました。
時代は変わった。今は独身女がマンション買うなんて珍しくともなんともない。
なのに買わない女がたくさんいる。もしくは買うのを先延ばしにしてる。
早く言ってしまえば「マンション買わなければ結婚できる」と思ってる。
んなわけねーだろ!。
…と、そういう私もマンション欲しいのに買いたくない。
この気持ちに深入りしたくない。あるいは「面倒くさい」という言い方もあるな。

うなずいた言葉(本文より)
会社帰りにゆかりは大型書店に寄った(中略)
平積みにしてある一冊を手に取り、目次を開いた。第一章の見出しが目に飛び込む。
「結婚とマンション購入は別問題です」
あちゃー。ゆかりは一人顔をゆがめた。いちばん気にしていた事を
最初に衝いてくるとは・・・編集者に座布団をあげたくなった。


言うことありません。その通りです。剥同。



三話目「ガール」

やっぱり無理がありますよ。これ以上ガールでいるのは。

主人公/滝川由紀子(独身)。大手広告代理店勤務。職場の環境のせいか
なかなかキャピキャピ時代から脱出できない自分に疑問を持ち始める。
「潮時ってあると思わない?」
「潮時?なんの?」
「ギャルとしての潮時」
「ギャルは死語でしょう」
「じゃあ、ガールでもいい。
これまで若い女ってことでいっぱい楽しいことがあったけどそれももう終わりなのかなって」
☆ペッタンコの軽い感想
この章は前の2話とは違い、結構主人公の「女の甘さ」
みたいなモノが浮き彫りになっていて、それゆえ独自の面白さがある。
特に38歳にして水玉のフレアスカートにキャミソールで打ち合わせに行ってしまう
光山さんのキャラがまぶしかった(そういえば頭にサングラスまでのせていた)。
多分私が同じ格好で外を出歩いたら逮捕されると思う。

うなずいた言葉(本文より)
「だいいち婚期や出産年齢が昔に戻ったら、
東京のレストランの半分は閉店に追い込まれる。
アパレルと旅行業界は大打撃を受け、日本経済全体が落ち込むだろう。
ふんだ。こっちは少しも悪くない。自分たちを生んだのは国だ」

もうね、膝を叩きすぎて痣になっちゃいましたよ!
とにかく、誰かのせいにするなら対象はデカい方がいい。
みんな小泉さんのせいにしてしまえばいい(安倍さんでも谷垣さんでも麻生さんでも誰でもいい)。

※その他に「ワーキング・マザー」「ひと回り」というお話もあるのですが、なんだかもったいなくてまだ読んでません。明日の昼ごはんの相手になってもらう予定。


さて、改めてスゴイな~って思うのがこの物語を書いているのは男だ!ということ。
とにかく奥田さんは女性の生態にやたら詳しい。取材もたくさんしたんだろうけど
林まりことか、江国香織にはない、リアルさがあって怖いくらいだ。説得力も十分過ぎるくらいあって、自分の秘密や黒い心を見透かされた気分にさえなる。
・・・逆に女性作家は、男をここまでリアルに描けるだろうか?

ま、いっか。


ということで!さぁ、明日もいっちょ真面目に働きますか!
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管理人のみ閲覧できます  | | 2006-09-10-Sun 20:14 [EDIT]

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