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久世光彦さん死去~また1つの時代が終わってしまった 2006-03-04-Sat

久世さんが死んでしまいました。ショックです。
リリー・フランキー氏のベストセラー「東京タワー」映画版の演出を担当する予定だった、
という記事を読み更にショック。
「東京タワー」だけは映画化して欲しくないと思ってましたが
久世さんなら観てみたいなぁ・・・と今更思いました。

最近は100%と言っていいほど日本のドラマを観なくなりましたが
(最後に観たのは「東京ラブストーリー」)
小・中学生の頃はよく観てました。
特に「時間ですよ」「ムー一族」なんか大好きでしたね。
あの時代にしては、かなりトリッキーな演出家だったと思います。
革命的だったのは「ムー一族」を生で放送した時。
海外ドラマ「ER」も生放送の回があったけど、あれは観てる方もドキドキするんですよね。
寺内貫太郎では壮絶な親子喧嘩、毎回セットを壊しまくってました。
「時間ですよ」では麻田美代子に「赤い風船」とか歌わせて大ヒットしちゃいました。
あ、樹木希林と郷ひろみのユニットで「リンゴ殺人事件」とかもありましたね。
懐かしいなー。

しかし、ざん新な演出とは裏腹に、本当に大事にしていたのは
「家族や近隣との連帯など、日本人が忘れてはならないもの」を描き続けること。
「寺内~」も核家族が常識となり、父権が消失されていく世情を
向田さんと憂いて作り出された(サンケイスポーツ)


そうそう、そうなんですよね。
作家としては「一九三四年冬-乱歩」で山本周五郎賞を受賞してましたが

私が作家、久世光彦に出会ったのは「触れもせで~向田邦子との二十年」。

「やめろと言われても~講談社文庫」竹中さん…邪魔です。

向田さんの明るく元気な表情の裏に隠された孤独を、
久世さんの暖かい眼差で綴っていました。
触れもせでの続編、「夢あたたかき」のあとがきでは、
向田さんの事をこんな風に表現しています。

向田邦子の中には2人の才女がいた。与謝野晶子と山川登美子である。
1人は髪が乱れるのも怖れず、目を輝かせて奔る女であり、いま1人は引っ込み思案で、
どうしても人を傷つけることのできない伏目がちの女であった。
そんな2人の女をこっそり胸の中に抱えていたから、
みんなに好かれ、頼りにされ、いまでも暖かく思い出されるのだ。
これは向田邦子の幸せである。
しかし、最後まで2人の女のどっちにもなれなかったのが、
向田邦子の人生の不幸だった~あとがきより


きっと今頃天国で、向田さんと再会している頃でしょう。
「もう来ちゃったの?意外と早かったわね」なんて言われてそうです。
久世さん、本当に本当にお疲れさまでした。寺内貫太郎のDVD買います。




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コメント


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 渡辺 | URL | 2006-03-03-Fri 09:23 [EDIT]

http://jump.sagasu.in/goto/blog-ranking/で取り上げられていたので見にきちゃいました。またみにきますね~。

 透 | URL | 2006-03-05-Sun 01:55 [EDIT]

いつもコメントありがとうございますっ!

両親が久世さんの作品が好きで、僕も何度か拝見していたので、大変ショックでした。。。
最近芸能界の偉人とも言うべき人の訃報が目につきますね。
昨年も原ひさ子さんが亡くなったニュースを聞いた時は、寂しかったなぁ。
作品を見て、まだまだ故人の活躍を楽しむことはできるのだろうけど、新作が出ないという事実は悲しいです。

故人に哀悼の意を捧げるとともに、
失礼をします。では、また。

 ペッタンコ | URL | 2006-03-05-Sun 03:32 [EDIT]

透 さま
原さん亡くなったんですか?知らなかったです。
日本一可愛いおばあちゃんでした。。。

また写真見に行きまーす。

 ウルフ | URL | 2006-03-07-Tue 01:45 [EDIT]

はじめてコメント、書きこみます。

「寺内~」は見たことありませんでしたが、
「時間ですよ」は、テレビの再放送で何回か
見たことがありました。

本線と全然関係のない、(いま思えば)
計算された「脱線」は、とても印象深いです。

・・・「東京タワー」を演出されたら、
どんな脱線が生まれただろう。

──心からご冥福をお祈りします。

 ペッタンコ | URL | 2006-03-07-Tue 23:08 [EDIT]

ウルフさま

いらっしゃいませ!

「計算された脱線」、ホントその通りですね。
東京タワーは誰が監督するんでしょうね。
更にリリーさんの役、そして「オカン」の役は
一体誰がやるんでしょーか。キャスティングも楽しみです。

 やさぐれ映画日記です | URL | 2006-03-08-Wed 23:58 [EDIT]

どもお初です、kinponと言いますよろしくです。とりあえず悲しいおしらせを…「春が来た」うちの近所のTUTAYA他ビデオ屋1店に問い合わせたところ、置いてませんでした。どうやら買ってみるしかないようです(ショック)
まだ俺初心者なのでトラックバックに関してよくわからないですが、今後ともよろしくおねがいします。
い、犬、耳にタバコはさんでるのがグッと来ました…

 ペッタンコ | URL | 2006-03-09-Thu 00:54 [EDIT]

kinponさま
やはりそうですか。DVDを購入するしかなさそうですね。
NHK衛星とかで「向田邦子&久世光彦特集」とか組んでくれたらいいのに。。。

爆笑問題の太田が向田ファンと知り、少し見直したペッタンコより。


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久世光彦の「春が来た」やさぐれ映画日記(ご近所TOHOシネマ編) 2006-03-09-Thu 21:00

ちわー、さっきブログランキングで上位の方のブログを勉強しつつ拝見させて頂いてましたところ、「こっこれは…」丁寧なつくりに毎日更新スゲぇと見ていたところ。久世光彦さんの  [続きを読む]

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